コーヒーテーブル完成納品姿です |
ついに出来上がりました。私の近しい悪友共は、このブログをたまに読んでくれているようですが、「あの野郎、口では偉そうに言ってるが、どんなもんが出来るやら?」と疑心暗鬼で、へんなものが出来たら大笑いしてやろうと、待ち構えているようなので、
そのような輩の期待を裏切るためにも、これはぜひともお見せしない訳にはいかない画像です。このテーブルに制作過程ついては、画像が無しでかなりお届けしていた、そうあのテーブルなんです。米国のノースカロライナのサマサビルというメーカーの製品(写真の奥にある3段抽き出しのテーブル)に繋げて使用するのでデザイン、巾、高さは同一です。
今後、手作りの家具クリエーターを長く続ける為にも、技術的にいって、このような要望に答える事は大切なので、大変良い工房オープン時の初作品となりました。クライアントさんに感謝です。
手前味噌になりますが、工房を初めて第1作目としては、まずまずの仕上がりだと思います。なによりもオリジナルの工場生産品と比べて、精度、完成度も劣らない事を目指したので、遊びはありませんが、ブラックチェリーの無垢材を贅沢に使っていますので、オリジナルより遥かに高級感は出たと自分では思っています。
反省点も多く、段取り行程の管理や、効率化、塗装(今回はOSMOのオイル塗装)の完全に近い色出しや、艶の微妙なコントロールはこれからの課題です。
見積もりも難しい項目の一つですが、ブラックチェリーを使用した抽き出し付きのこの種のテーブル今後受けるとすると35万は妥当で真っ当な値段だと思います。
奇跡的というか、大変有り難いことにこの最悪の経済環境のなかで、新たなテーブルの注文を何件かいただいています。新しい木工の世界での協力者が出来るかもしれず
苦しい毎日でも、何らかの希望を持てる事は、ほんとに私の周りの全ての人達に感謝感謝です。今後2作程テーブルが続きます。1作目は、2200mmの大型テーブルで
私のいよいよオリジナルデザインになります。ご期待下さい。
これをご覧の皆様、私のバイオリズム的に,今ドライブがかかっています。この良い勢いを持続させるためにも、ぜひとも家具のオーダーを一度考えてみて下さい。毎日の生活にアクセントがつき、きっと思っていた以上に、満足が得られると思います。皆様のご要望にもよりますが、今後は国産材をこだわって使ってみるつもりです。