仏壇の下置き机 |
今晩は、もっと早くUPするつもりが、仕事の後、写真のサントリーの角を飲んでいたので、ついこんな時間になってしまいました。 さて今日はGW中ベッタリの仕事で、仏壇を上に載せる為の、抽き出し付きの”背の高い机”をご紹介します。6日完成、8日納品MUSTの仕事で、まだまだやることがいろいろあって、相当タフな仕事です。
最近は、急ぎの仕事でも、手を抜く事無く、素早く、きれいさっぱりと仕上げられる自信が出て来た様です。
デザインには絶対の自信を持っていますが、注文家具というジャンルなので、お客さんとコラボという所でしょうか。プロとしての主張はきっちりしますが、お客さんの意向を十分にくみ取って生かす柔軟性を持っているつもりです。この道40年以上の谷 進一郎さんという先輩が自身のサイトで語っていらっしゃいますが、かなりうなずけるところがあります、概略、「職人で自分より腕が良い人は多いだろうし、作家として自分より芸術性の高い作品をつくる人も多いだろうが、自分はそのどちらでもない、そのどちらでもない所に自分らしさがある」というこの文章は、我が意を得たりで、職人の実直で、手先の技術に誇りを持っている所に憧れるものの、他の世界をわかろうとしない偏狭さや、粗野で気分に左右され易い所は、ついていけない所です。対して、木工の世界の作家と呼ばれる人達は概して、自分の卓越した技術を、これでもかと表現する事に終止して、人々の暮らしに対する希望や世界の動向といった事にまったく関心が無い様に見受けられます。(なーんだ、最終目標は自分の文化勲章かよ!!みたいな)
私としては、デザイナーの40年以上の経験とセンスを生かし1人1人の顧客も満足し、自分も満足出来る”今までに無いオリジナル家具”制作を1つ1つ、愚直に重ねていきたいと思っています。そして手の技術も、休み無い毎日の繰り返しが最も重要で、柳 宗悦氏が言う所の”工人の識らずしての称名” 浄土門の”南無阿弥陀仏”
”南無阿弥陀仏”というかわりに一鉋一鉋の繰り返しが、美しいものを生む因縁になると信じてやっています。
少し景気も良くなりそうなので、貴方もぜひ、この機会に家具をオーダーしてみませんか?
「貴方が必ず満足出来る家具を創りますよ」それでは今日はこのへんで、ごきげんよう、おやすみなさい。
しばらく、流行らなかったけど
最近またウィスキーがおいしい、角はコストパーフォマンスが優れた日本スタンダード
制作中の机を仮組した所、最近ある会でお会いしたNSXのオーナーのAさんからいただいた、紫のシャクナゲが仕事の疲れを忘れさせてくれます。Aさん感謝です。